紫雲山光榮寺 住職ブログ

滋賀県近江八幡市の浄土真宗本願寺派・光榮寺です。「ご縁をつなぐ寺」「みんなでつくる寺」を目指して日々奮闘中。年忌等仏事に関するご相談は、お気軽にご連絡下さい。

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やっぱり暑かった・・・秋季永代経

永代経

19・20日の両日、秋季永代経をお勤め致しました。この時季なので暑いのは当然ではありますが、それにしても初日の昼は暑かった・・・。もう午前中の準備段階から勘弁してもらいたい暑さで、これではお詣りどころではないのではとすら思いました。夜は意外に涼しくなり、翌日も暑さは若干落ち着きましたが、人数は結局初日の昼座が一番でした(笑)。猛暑の中お詣りいただいた皆さん、最高です!本当にありがとうございます。いやそれ以外の時にお詣りいただいた方も最高です!昨年の永代経にご出講いただいた三宮享信先生の息子さんも、遠方からお詣り下さいました。

今回はご門徒さんのTさんとUさんが、丹精込めて育てた盆栽を本堂の階段に飾って下さいました。お二人ともありがとうございます!

盆栽1 盆栽2


新調したばかりの提灯もこの日デビュー。

提灯


今回のご講師は、いつも八幡別院でお世話になっている守山市・聞光寺の石原教人先生にお願いしました。講題は「みえぬけれども あるんだよ」。

Ishihara


課外授業で突如お寺を訪れた小学生との対話や、別院のご門徒さん・ご家族などのエピソードを通じて、お浄土や人の心といった目に見えないものこそ尊いものであるとお説き下さいました。昨今の仏教離れの風潮にも触れ、年回表を指して「皆さんもいつか必ずあそこに名前が載ります。その時に『うわー、うち今年当たっとるわー!』と嫌な顔をされないように、皆さんが後の世代に背中を見せて下さい」と軽い脅し(?)も。大正5年生まれのお祖母様の思い出を話された時の、「私にとってのお浄土はお祖母ちゃんそのもの」というお言葉が、とてもありがたく響きました。ゆっくりした丁寧な語り口もとても聞きやすく、「どうぞゆったりとお聞き下さい」というお言葉通り、ゆったりと温かい気持ちになるお取次ぎでした。

両日にわたりご参拝下さった皆様、ご懇志等をお供え下さった方々、また準備・進行にご尽力いただきました役員・年番の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。

ご講師インタビュー:青峰龍誓さん(愛荘町・願正寺)

Aomine昨年10月の報恩講にご出講いただいた青峰先生のご自坊・願正寺は、今時珍しく多くのお子さんが集まるお寺です。こちらの土曜学校には小学生はもちろん、中学生・高校生までが参加しており、毎週末のFacebookにその模様が誇らしげに(笑)アップされています。この翌月に見学に伺いましたが、実際に高校生が勉強しに(!)来ていました。インタビューの前半では、ここまで子供を引きつける秘訣はどこにあるのか、企業秘密(?)を惜しげもなく語っていただきました。



―毎週Facebookに土曜学校のことが載っていますが、

「(笑)」

―いつ頃から始められたんですか?

「土曜学校自体はもう40年続いていますが、土曜日の夜にしたのはこの6年ぐらいです。昼間はスポーツ少年団などで(子供が)全然来ないというので夜にしたんですけど、実はその前にうちの母親が、10年ほど前から中高生を対象として、『お寺で遊ぼう』というのを始めてたんです。それはご法義とは関係なしで、毎週土曜日の夜7時半から9時半にお寺で遊びませんかということで、卓球台を置いたり、プロジェクターとスクリーンを買って、任天堂のWiiを繋いで大画面でやったり。土曜日の昼間は土曜学校、夜は(土曜学校を)卒業した中高生という形でやっていました」

「元々は、もう今は成人している子供達が、『私らが卒業したら、お寺でもう遊べへんの?』って言ったのが始まりなんです。その子達は結構お寺ベッタリで、児童念仏奉仕団や少年連盟の3月のリーダー研修にも毎年行き、昼間の土曜学校にも来ていました。そしてもう一つ何かないのと言うので、学校が早く終わる水曜日にお寺に遊びに来ていたんです。その子らが、卒業したら行き場所がないと言ったので、じゃあ作ろうと始めたのが『お寺で遊ぼう』なんです。ただその時は(本堂を)開放して遊んでいるだけで、お詣りもなかったので、それと土曜学校を合体させました」

「その子達はお寺で遊びたいというのがメインだったので、お詣りを途中に挟みました。7時から始めて8時前にお詣りをして、中高生は9時半まで遊べると。効果としては、幼稚園児が親御さんと一緒に来たということと、もう一つは上の子達が下の子達の面倒を見るようになりました。また私自身も、ちょうどその頃に布教使課程のCコースに行くことになったので、5~10分でいいからお話をしろと母親に言われて、最初の1年はお詣りだけでしたが、この5年間は毎週お話をするようにしています。5分ぐらいで子供達に分かるように、例えば仏教用語を一つ出して、これは実は仏教用語なんだよっていうような話をしていました」

―それだけ(子供が)集まるのは凄いですね。だいたい今お寺では、いろんなところに遊び場があるので、もうお寺には来ないっていう声が多いんですけど、その辺はどうですか?

「まず卓球台とかゲームなどを置いているということと、もう一つ幸いなことに、自分の子供がまだ中学生・小学生なので、誘ってもらうようにお願いをしていること。もう一つは、私が地域のソフトバレーボールのチームに参加していてその世話役をしているので、そこに参加している人も誘っています。皆さんちょうど今子供がいるので」

「うちの村は元々100軒ほどの村で、お西のお寺が二つあって、昔は両方とも日曜学校をしていたんです。1軒がいろんな事情があって止めたんですけど、うちはずっと続けていて、そこに70軒ほどの新興団地が出来たんです。今は小学校の子供達のほとんどが、新興住宅の子なんですが、ありがたいことに、バレーボールの関係や、小学校に自分達の子供がいて同級生もいるということもあって、その子達がみんな来てくれていて、そのままずっと続いています」

「ただここ数年は、途中で(本堂の)修復の関係で土曜学校が出来なかったこともあって、どうしても何人か(参加が)途切れてしまった子もいます。ちょうど修復前、Facebookを始める前は30人近く来ていたのが、20人ぐらいに減っています。それでもまだ中高生が来てくれているのが一番ありがたいですね。なかなかあの世代は来ないですから」



見学の記録はこちらです。
http://hachimankoueiji.blog41.fc2.com/blog-entry-772.html

滋賀県平和祈念館のYouTube動画

滋賀県平和祈念館では、県内の戦争経験者の証言を集めた動画をYouTubeにアップしています。本日の盂蘭盆会では、その中から下記の動画を上映しました。

「特攻 死を命ぜられた青春」



下記リンクが動画の一覧になりますので、是非他の動画もご覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCNru6HWcp_dkHL0pZS-WzWw/videos?view=0&sort=dd&shelf_id=0

本日の法話で題材にした、広島の「原爆の絵」についての元記事も貼っておきます。小学校の校舎の下敷きになった子供達を助けられなかった体験を絵に描かれた方が、当時の状況を語られています。絵に添えられた、「助けてあげられなくてごめんなさい」という言葉が胸に迫ります。

広島

【聞きたかったこと~被爆から72年~】自責の念 原爆の絵に
http://www.asahi.com/area/hiroshima/articles/MTW20170222350160001.html

「紫雲」2017年8月号

下記リンクよりご覧いただけます。印刷・ダウンロードも可能です。(最終ページは除外しています)

https://1drv.ms/b/s!Ak_MqP0ak828hQ8P2-MDf_bowMl6

1月鑑賞記(1) 佐山雅弘・藤原清登Duo+1(カジュアルレストラン陽)

佐山藤原

昨年4月にデュオ・アルバム「思い出す、会いたがる、恋い慕う」を発売した、佐山雅弘さん(p)と藤原清登さん(b)のリリース・ツアー。聞くところによると、当初は佐山さんの体調の問題もあって、レコ発ライヴは東京で1回だけの予定だったそうです。ところがそのライヴの出来があまりに良かったので、ちょっとだけツアーもやることになったとのこと。今回は藤原さんのトリオのドラマー・冨川政嗣(まさし)さんを加えたトリオ編成、会場は3年前佐山さんが緊急入院で出演直前に中止になった、因縁の「陽」。この日は近畿地方に大雪の予報が出て、果たして会場に辿り着けるのか、また帰る頃に電車は動いているのかという懸念を抱きつつ、とりあえずお店には問題なく到着しました。

両セットとも前半はデュオ、後半に冨川さんが加わったトリオという構成。冒頭の「花アリラン」、佐山さんのイントロに藤原さんがついていくと、太く豊かな低音が店内を満たします。テーマの後は両者のソロ交換となりましたが、藤原さんのプレイにはビックリ!イメージとは全然違う物凄いテクニシャン。特に瞬発力のある速弾きには目を見張りました。左手が凄い速さでスルスルッと指板を駆け上がっていきます。学者っぽい物静かな風貌ながらプレイは熱い。でも表情は余裕。

シャンソンからの選曲が多いこともあり、全体的にはレイドバックしたノスタルジックな演奏です。陽の雰囲気にはピッタリですね。しかし佐山さんの奔放さはいつもと変わらず。その場のインスピレーションのままに、四方八方に展開していく緩急自在なピアノ。「Set Aside」のようなリラックスした4ビートの曲も、不協和なフレーズを多用したりしながら、力技でクライマックスへ持っていきます。・・・と言いつつ、演奏者の背後に見える外の景色は途中から猛吹雪になり、演奏よりも無事に帰れるかが心配になってきました(結局途中で収まり、問題なく帰れましたが)。

イントロの重厚なベース・ソロが迫力満点だった「My Back Pages」、テーマのメロディーが出てきた時は「夢見るシャンソン人形」かと思いました(笑)。また印象深かったのが、藤原さんの「ダヴィデの万年筆」という曲。冨川さんが手でスネアを叩いて延々16分音符を刻む中、ブルース風のユーモラスなテーマがリズミックに展開し、独特の雰囲気がありました。でも後日アルバムの演奏を聴いたら、全然雰囲気違った・・・。

その次の曲、飛翔感のある壮大なスケールの曲ですが、藤原さんの曲かな?カッコいい曲ですね。三者が一体となった白熱の演奏で、グリッサンドを多用したベースがうねりまくり!その勢いのまま、今度はトリオで「花アリラン」をもう一度。デュオの数倍のテンションでソロ交換をする両者、スピード感たっぷりに疾走して、最高潮の盛り上がりで本編を終えました。アンコールはスタンダードの「The Song Is Ended」をゆったりと。

お二人の共演の機会はあまり多くないものの、同い年ということもあってか、同窓会で久々に会った親友同士のような親密さに溢れた演奏でした。表面的にはプライベートで楽しんでいるような和みのサウンドでしたが、その中では火花を散らすインタープレイも多々あり、キャリアの豊富なお二人ならではの「円熟のジャズ」といった趣き。難曲を全力でやっつける前月の本田雅人さん(sax)とのデュオとは対極ですが、こういう滋味深い佐山さんも良いですね。そう言えば藤原さんは以前、酒游舘に出演されたことがありました。この時は予定が合わなくて行けませんでしたが、機会があったら是非またおいでいただきたいです。

朝起き会前半終了&鐘撞き第1号!

朝起き会

先月21日からスタートした夏休み恒例の朝起き会は、本日で前半を終了し、お盆休みに入りました。

今年は台風などの影響もあり、雨で中止になった日が多く、練習日程に余裕がなくなってきました。後半は若干急ぎめになる可能性がありますが、あまり駆け足にならないように工夫しながら進めたいと思っております。お勤めの後のゲームは3回戦の勝ち抜きジャンケンを行っていますが、なかなか全部勝つ子はいないですね。というかみんな弱いぞ(笑)。こちらも後半はルールを見直して再開する予定です。

そして毎年募集している朝の鐘撞き体験ですが、募集開始から5年目にして、初めての参加者が現れました!第1号は朝起き会に来てくれているK君。鐘撞きよりも参加賞のビッグサイズ「うまい棒」が目当てだったようですが(笑)、ありがたいことですね。ただアポなしで来たのには参った・・・。外で子供の声が聞こえるなと思ったら彼でした(笑)。これから希望する子は、事前に日程を連絡して下さいね。

後半のスタートは17日(木)からになりますので、引続きご参加下さい。最終日の25日(金)には、参加者全員を対象として表彰式を行いますので、期間中一日でも参加されたお子さんはお集まり下さい。大人の方の参加も歓迎です!また鐘撞きの希望者も引続き募集していますので、「うまい棒」目当てで構わないので(笑)どしどしご応募下さい。第2号は誰かな?

秋季永代経のご案内

       Eitai201708


今日も猛烈に暑かったですね・・・。皆様お身体の方は大丈夫でしょうか。台風も近づいているようですので、十分ご注意下さい。

さて、今年の秋季永代経は下記の日程でお勤め致します。今回から一日目の夜は午後7時半からの開始となりますので、ご注意下さい。

8月20日(土) 14時・19時30分
  21日(日) 9時

また「紫雲」等でお知らせした通り、お勤めの内容も一部変更して、全体の時間を若干短縮致します。お疲れが若干でも緩和されればと思っております。

今回のご講師は、守山市・聞光寺の石原教人(のりと)先生です。石原先生は現在八幡別院・滋賀教区教務所の職員をされていて、別院に伺うといつも満面の笑顔で迎えて下さいます。以前一度ご法話をお聴聞させていただいたことがありますが、お人柄そのままの温かいお取次ぎが印象的でした。

ご法話の講題は、「見えぬけれども あるんだよ」です。石原先生からは、「この時代だからこそ、先人の方々が伝えてくださった温もりに多くの方にふれていただくご縁となれば有り難く思います。皆さまにお会いできること楽しみにしております」とコメントをいただいております。暑い中ですが、一座だけでも結構ですので是非お詣り下さい。

 また今回はご門徒さんが盆栽を展示して下さるとのことですので、こちらもお楽しみに!外部からご参拝いただいた方には、響流書房の限定冊子を差し上げます。なおお車でおいでの方は、近隣の駐車場をご案内致しますので、事前にご連絡下さい。

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釋 憲清

Author:釋 憲清

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